6月20日(土)、私のホームグラウンドでもあります山梨・笛吹川のアユ釣りが解禁を迎えました。
いよいよ2015年の幕開けで待ちに待った解禁と言うこともあり前日からワクワク。
解禁日はアユ釣りファンにとっては毎年お祭りのようなもので私が週末に竿を出すのは年間通じてもこの日だけとあって地元の釣友も交えてバーベキューをしながら(結果的には実釣時間よりバーベキューの時間の方が長くなってしまった)ワイワイと楽しみました。まずは今回初参戦した上州屋池袋店のスタッフGさんと一緒にいつもお世話になっているフィッシングショップアメミヤに立ち寄りオトリを購入。
お客さんの出足を聞くと予報があまり良くなかったこともあってか昨年の半分程度だそうでオトリ購入後、さっそく桑戸橋付近の様子を見に行くと釣り人はまばら。
それでも人気ポイントの橋上下にはすでに5人の釣り人が入っていました。
それより上流には所々に釣り人の姿がありそれを見ながら別の釣友と待ち合わせた根津橋下で合流。
ここには3人の釣り人しかいなかったので地元の釣友2人に連絡しこの付近で一緒に釣ることにしました。
しばらくして2人も合流しいよいよ8時前から釣りスタート。
水温を測ると15・4℃と低いため私はやや水深のある瀬肩を攻めてみることにしました。開始早々に『ガツン!』と衝撃が伝わり引き抜いたのは19cm級の追い星がクッキリ出た良型アユ。
早速、野アユが手に入ったところで得意な瀬釣りに移行。
水温が16・5℃まで上がったところでアユの活性があがって来たようでアタリが大きく出だしました。
瀬の中で掛かるサイズは15~18cm級で揃い、オトリにならないようなチビアユは全く掛かりません。
釣友の様子が気になり電話を入れるとポツポツとは掛かっているものの小さいそうで瀬の中でも意外や意外、流芯は小型が多く瀬脇の方が型が良かったです。
入れ掛かりこそないものの11時までの3時間で20尾を上げたところでもうひとつの楽しみであるバーベキュータイム。
地元食材を買い出しに行ってから河原で火を起こして、みんなでバーベキュースタンドを囲んで釣り談義に華を咲かせながらの昼飯は実に楽しいひととき。
『今日は解禁日のお祭りだから竿が出せただけで十分』と言いながら各自の釣り方について意見を述べたりしながら箸をつつき、ついつい話が弾んで気がついたら15時を回ってしまって(笑)。
ここから夕方の釣りを再開。
泳がせ釣りが得意で普段、瀬釣りをあまりしない釣友は私の釣りを見つつ一緒に瀬に入って並んで釣りました。泳がせ釣りでは体験出来ない目印がブッ飛ぶ痛快のアタリを楽しんでいた様子。
一方、上州屋池袋店のGさんは初めての笛吹川に最後まで調子に乗れずに所用があり15時半に早上がり。
しかし、このあとが活発に。
16~17時半までの1時間半ほどはどこを釣っても活発にアタリ、ここで私も16尾をキープ。
地元の釣友は普段泳がせ釣りを得意とする釣友とトロ場に移り入れ掛かりを楽しんで17時半に納竿。
結局午前中3時間、午後2時間半、合計5時間半で36尾。
釣友もそれぞれ20~30尾ほど上げてニッコリ。
型は14~20cmで最大は釣友が上げた21cmありました。
今年は例年よりも育ちが良く19~20cmが多数交じったことから早ければ梅雨明け頃には23~24cmが姿を現しそうで数年振りに大アユ釣りが楽しめそうな期待が高まりました。
ただ、ここに来て渇水が著しいので梅雨明けまでにはしっかり降ってもらいたいと思います。
オトリ・お問い合わせ フィッシングショップアメミヤ TEL055-262-4750
なお、笛吹川の毎日の釣果は東京中日スポーツ釣り欄にてご覧になれます。
当日のタックルデータ
竿 がまかつ・競技SP 引抜早瀬 81
天上糸 がまかつ・鮎天井糸フロロ 0・8号
付け糸・編み込み糸 ゴーセン・感激フロロ0・3号
水中糸 ゴーセン・感激プロヴィンテージ 0・05号
サカサ針 がまかつ・くっきりサカサ 3号
ハナカン がまかつ・満点ハナカン 6・5号
ハリ がまかつ・競技SP DF 7号 3本イカリ