アユ釣り情報 - ayu -

大渇水に苦戦!秋山川のアユ   2012.08.23

現場写真 秋山大橋下流
現場写真 秋山カントリークラブ前

関東地方は雨不足でどの川も渇水気味ですが8月22日(水)は今週一杯で全川友釣り専用区が解放になってしまう山梨・秋山川へ行ってきました。元々が狭い川ですがこちらもしばらく雨が無いため水量が極めて少なく超渇水状態。私が見た秋山川の中では一番乏しい流れでした。早朝から日差しが強く気温は相当高くなることが予想されていたので木々が生い茂るなかを縫うように流れる秋山川は快適な釣りが出来る貴重な河川。行き付けの小俣オトリ販売所に顔を出して様子を聞くととにかく水量が乏しくかなり厳しいと言われどこに入るか悩んだ末に沢水が加わり少しでも水量が多いのでは?と思い最下流部の秋山温泉下を狙ってみることに。しかし、下流も水量に大差はなく所によってはアオノロも出ている最悪のコンディション。とりあえず水深のある瀬尻にオトリを泳がせましたが全く反応がありません。瀬は全体的に浅くなってしまっていて水深は20cmほどしかありません。水深のある瀬尻が掛からないので試しにその浅いチャラ瀬を泳がせてみると『ガツン!』とどこからともなく飛び掛かってきたのは20cm級。これで野アユが手に入り瀬肩を狙うと続けざまにヒット。これも20cm級。水量が乏しいのに浅い場所しか掛からないと言うのも意外。上流に比べ釣り人が少ないため追いの良いアユが多いが透明度も極めて高いためプレッシャーも高く影を見せたりするとサッとアユが散るのが見えた。それでも何とか10時までに11尾を上げて早めの昼飯。

現場写真 何とか20尾クリアー

その後はいつものコースである小俣オトリ販売所下の橋上下を釣り歩いた。しかし、ここには先行者が4人も入っていて釣り歩いた後はさすがに厳しい。最大の23cmがヒットしたものの3尾追加しただけで観音下へ。ここでも水量が少ないにも関わらず水量のある瀬尻は全く掛からず追いが見られるのは全て浅いチャラ瀬の瀬肩。しかも掛かれば20cm級の良型ばかり。中には追った瞬間に背鰭が出るものも。恐らく水深のある瀬尻やトロ場のアユは群れアユになってしまっていて追い気がないようで遅れて来た土用隠れのような状態になってしまっているようだった。結局20尾を数えた17時過ぎに転戦するポイントが無くなり終了。前回に比べ今回は型がだいぶ良くなり大半が20cm級で秋山川にしてはかなりの良型である23cmも混じった。キーワードは浅いチャラ瀬。アカ着きは良いのでアカを流さない程度の雨が降って水量が増えればかなり面白そうです。なお、26日からは全川でコロガシ釣りが解禁されます。ただ、コロガシ釣り出来るのは水量がある場所のみ。もちろん友釣りも引き続き楽しめます。コロガシ釣りの人がトロ場のアユを追い出してくれればますます楽しめそうです。当日のタックルデータ

竿 がまかつ・伸徹 71
天井糸 がまかつ・鮎天井糸 フロロ 0・6号
水中糸 ゴーセン・アユ感激プロヴィンテージ 0・07号
付け糸 ゴーセン 感激フロロ 0・4号
ハナカン がまかつ・頂上ハナカン 7号
サカサバリ がまかつ・一番サカサ2号
ハリ がまかつ・てっぺん 7号