多摩川中流部のアユ釣り情報
6月1日(土)に解禁を迎えた多摩川中流部ですが渇水、アカ腐れの悪コンディションにも関わらず好調なスタートを切りました。
今シーズンも都水産試験場が丸子ダム下流に試験的に仕掛けてある定置網に掛かった稚アユの量から導き出したソ上数は推定700万尾と昨年に迫る勢いで上がってきておりますがソ上がピークを迎えた5月上旬頃から雨が少なく渇水気味となり上河原・宿河原の両堰にあります魚道をアユがなかなか上れない状況となり魚影はピラミッド型に下流へ行くほど濃い状況となっております。
解禁以降、毎朝川見をしておりますがポイントによってのムラが激しいのも事実。
そこで解禁日からの状況、釣果をまとめました。
2013年 6月1日~5日 集計
水位 平水よりマイナス16~20cm 石原水位計基準
アカ腐り気味
是政橋~稲城大橋 11~20cm 3~58尾
稲城大橋~石原 11~17cm 3~25尾
以上が上河原堰より上流
多摩川住宅前 10~20cm 15~110尾
狛江高校上流 8~19cm 15~95尾
以上が宿河原堰より上流
多摩高校前~東名高速橋上下 8~16cm 25~128尾
新二子橋~田園都市線鉄橋 8~15cm 10~82尾
第三京浜橋上下 8~14cm 最高150尾以上
なお、この釣果は友釣り・コロガシ釣り・毛バリ流し釣り全てのものです。
魚影はピラミッド型で下流に行くほど魚影が濃く宿河原堰より下流を全体の10とすると宿河原堰~上河原堰間が7、それより上流は一気に魚影が薄く1~2程度と思ってください。
ただ、型は上流ほど良く、是政橋付近では5月28日に放流(16500尾)した成魚も混じっており平均15cm前後。
他の地区は8~20cmとバラバラ。
これはソ上の多さを物語っております。
なお、今シーズンも水位、川の状況、釣果を池田健吾の爆釣天国ブログhttp://1091iregui.blog110.fc2.com/
にて毎日更新中。
詳しくはそちらをご覧ください。