アユ釣り情報 - ayu -

(祝)解禁!都下・秋川のアユ釣り   2011.06.01

現場写真 人気ポイントの小峰舘谷オトリ店前も釣り人はまばら
現場写真 今シーズンの初アユ

今年もいよいよ待ちに待ったアユの季節がやってきた。
東日本の主要河川で一斉解禁を迎えた6月1日(火)は都下・秋川へ昨年に続き2年連続の釣行。
解禁前日というのはワクワクして眠れないものでこの気持ちはいくつになっても変わらない。
布団には入ったもののやはり寝付けずAM1時に出発。
現地には2時頃には到着したが昨年と大きく違う点は釣り人の数だ。
直前に襲った台風2号の影響を心配してか唯一車で河原まで降りることが出来る小峰オトリ前でも約30台程度と普段の週末程度。
夜明けを待つファンの数も100人弱と昨年の3~4分の1ほど。
それもそのはず、夜明けの時点でもササニゴリが残り水位も約30cm高く川を渡るのも一苦労。
普段釣りやすい瀬は押しが強く釣りにならない状況で釣り人はなんとか釣りになる瀬落ちやトロに集中。
その為、竿出し可能な限られた場所はそれなりに混雑しましたが荒瀬などは入ることが出来ず誰も入っていないポイントも多数ありました。
さらに追い討ちをかけたのが冷え込み。

現場写真 体高のある秋川のアユ
現場写真 体高のある秋川のアユ
現場写真 店主である小峰和美プロとの2ショット

早朝の気温が10℃まで下がり水温も11℃と長年アユ釣りをしてきましたが体験したことがない寒さと冷たさ。
果たして掛かるのか心配でしたがやはり朝は追いが悪く10時まではなんと1尾。
それでも1℃上がって12℃台になった11時頃ようやく19・5cm級の元気な野アユが掛かりこれを手に入れてからここで作戦変更。
ハリをこれまで使っていたがまかつ・凌牙7号から線径が太く重量のある今シーズンの新製品がまかつ・要7号にチェンジ。
水位が高く押しが強いため軽いハリだとケラレてしまうための回避策としてのチェンジだ。
これが見事に的中。
積極的に押しの強い瀬肩にオトリを進めて込んで行くと2段追い星クッキリのナワバリ意識が強い背の張った18〜19cm級が次々に掛かり出しました。
結局、寒さに震えながらも17時まで粘り27尾と悪コンディションにしては上出来な釣果に満足し2011年シーズンのスタートを切ることが出来ました。
型は13〜19・5cmとバラツキがありましたが体高があり背の張った秋川らしい美形のアユばかり。
今後の見通しですが、高水位から例年に比べ解禁から数日の釣果が伸びなかったこともありかなりのアユが残っているので魚影はここ数年の中で最高に濃く今後もかなり期待出来そうだ。
小峰舘谷オトリ店の店主である小峰和美さんはダイワフィールドテスターでもあり、かつて数々の大会で優勝された輝かしい成績の持ち主で全国的にも有名なアユ釣りの名手です。
運が良いときには名人ならでは生のアユ釣り講座が聴けるかも?問い合わせ・秋川漁協        0425-96-2215オトリ・入漁証 小峰舘谷オトリ店 0425-96-1124