7月17日(水)山梨・秋山川へ釣行してきました。
先週までの猛暑が嘘のような朝晩は肌寒いような陽気になってこれが今までの高水温過ぎて追わない状況から適温になって変化をもたらすか?はたまたあまりにも急激すぎる水温低下にアユがついて行けず追いが悪くなってしまうのか?期待と不安が入り混じる中、朝は雨模様だったこともあり水温が低すぎると見ていつもよりかなり遅めの8時過ぎに現地着。
ずっと雨がなく渇水状態で難しい釣りが予想されたためまずはアカの状態をチェックして水温を測りました。
18・5℃と案の定、先週までに比べ6℃以上も下がっていました。
アカは先週までの猛暑続きにしては秋山川らしく日陰を中心におおむね良好でまずはオトリを分けていただきにまずは秋山漁協組合員の小俣理事の家に行きました。
毎回紹介している通り、秋山川は店舗でオトリ屋として営業しているところは無く、全て組合員さんのご自宅で飼われているアユを分けていただく昔の田舎の川のようなのどかな雰囲気が残るスタイルが主流。
最近の状況を踏まえて小俣さんと少し話し込んでしまい9時半にハミアトを探しながらやや下流へ入りました。
この頃で水温は0・5℃上がって19℃。
小俣さんも前回私が来た際に一緒に釣った以来秋山川では竿を出していないと言う事で久しぶりに竿を出していました。
水量が少ないため淵にアユが溜まっているかとまずは水深のあるところを泳がせ釣りで攻めてみましたが追いが見られず。
続いて浅い瀬肩を泳がすと『バシャッ!』水面を跳ねる追いが見られ掛かったのが18cm級。
早速これをオトリに替えて瀬の中へ引き摺り込むとここでは16cm級が2連発。
その後水温が20℃になった頃から活発に掛かりだして昼までに18尾とマズマズ。
お昼を取りに一旦車に戻り13時頃からは神野橋下流へ移動して再開すると下流よりもサイズが平均して良く瀬の引き釣りで掛かるため目印がブッ飛ぶ気持ちの良いアタリが連発。いつもながら夕方はさらに入れ掛かりが楽しめるので期待してゆっくり釣り上がっていると14時過ぎから急に涼しい風が強めに吹いてきて今思うとあれが前触れだったのでしょうがそれまでの青空が陰ったかと思うと一瞬にして真っ暗に。
そして間もなく『ゴロッゴロ~』と雷鳴が。アユ釣りに限ったことではないですが釣りに雷は大敵。
しかも、アユ竿はカーボン製で長いため非常に危険で近くに落雷しただけでも竿を持っていると感電します。
急いで釣りを諦め竿を畳むと大粒の雨が落ちてきました。
車へ戻る頃にはそれこそ滝のようなどしゃ降りに。
急いで小俣さんの家の軒先に逃げ込むと小俣さんも雷鳴を聞いて8尾目を上げたところで急いで戻って来たらしくちょうど片付けていました。
軒先でしばしアユ談義しながら様子を見ていましたがなかなか止まずにそのまま終了。
一番釣れ出す時間に差し掛かりさぁこれからと言うところで水を差された感じでしたが最大21cmも混じり28尾上がり短時間の釣りにしてはマズマズでした。
秋山川のある上野原市では大雨洪水警報が出され15~16時までの1時間に60mmを越える大雨になり水位も一瞬でしたが上昇、良い水代わりになると思われます。
釣行時はオトリの有無は秋山漁協理事の小俣さんへ直接お問い合わせください。
TEL 0554-56-2054
当日のタックルデータ
竿 がまかつ・伸徹 62→72
天上糸 がまかつ・鮎天井糸フロロ 0・8号
付け糸・編み込み糸 ゴーセン・感激フロロ0・3号
水中糸 ゴーセン・感激プロヴィンテージ 0・05号
サカサ針 がまかつ・くっきりサカサ 2号
ハナカン がまかつ・頂上ハナカン 7号
ハリ がまかつ・てっぺん 7号 3本イカリ