桜が散り葉桜になった頃、山あいでは春の味覚である山菜が芽吹きます。そこで4月16日(月)山梨・笛吹川水系へ今シーズン5回目となるイワナ釣りとシーズンを迎えた山菜採り、さらには今シーズン第1回目となりますアユの放流がありましたので放流現場に顔を出してきました。まずはイワナ釣り。午前中は山菜の下見も兼ねていたので金川上流部を探索してみました。AM6時頃から前回の釣行時にアタリが活発だった御坂スキー場付近で2時間ほどとさくら公園下流を2時間ほど釣り歩きましたがスキー場付近では26cmを頭にイワナが6尾、さくら公園下流では23cm頭にアマゴが5尾と短時間にしては上々の釣果。そして10時半からは笛吹市役所前、笛吹橋下流で行われたアユの今年第1回目となります放流に顔を出して見学してきました。水温を測ると14・4℃と稚アユ放流にはベストな状態でした。放流された稚アユは7~8cmほど。昨年非常に良かった海産系山梨県産の2代目F2と言う事で昨年以上の闘争心を期待しています。市役所前は昨年秋から今年2月にかけて大規模な河川工事をしましたがそれも終わり川にはアユが着きそうな大きな石が多数入れられ今シーズンはかなり期待できそうです。そして午後からは笛吹川本流のアマゴが気になり今シーズン初めて八幡橋上流に入りました。瀬の落ち込みを中心に活カワムシで流してみたところ、24cmの幅広本流アマゴがヒット。風が出て来たので1時間ほどで諦めましたが今シーズンの1尾目となる本流アマゴに満足です。中流域も面白くなってきました。根津橋周辺、桑戸橋周辺もかなり期待できそうです。夕方は兄川上流部に入りチョウチン釣りでイワナを狙ってきました。あと一歩で尺と言う29cmの天然イワナまで出てイワナ5尾とこちらも満足な釣果でした。一方山菜採りは今シーズンは冬の寒さが響いてか全体的にかなり遅れ気味で例年桜の満開とほぼ同時に最盛期を迎えるタラノメは山間ではまだようやく芽を出した程度。里でようやく5cm程に伸びた芽を発見出来ました。一方、ヤマウドに関しては全く気配が見えず。昨年は4月20日頃から顔を出し始めたので来週に期待です。他にはヤブカンゾウ・ココミ・ヤマサンショウなどが少々収穫できました。来週も山菜採り&イワナ釣りの組み合わせが楽しめそうです。