近年低迷が続いていた東京湾のショウサイフグがこの夏頃から小型が頻繁にハリ掛かりしてくるようになり復調気配の雰囲気をかもし出していたが東京湾フグ釣りのパイオニアでもある八景・野毛屋では秋のお彼岸を直前に迎え潮温が僅かながら低下したのを待って9月19日から通称「寄りフグ」狙いを開始した所、初日から近年まれに見る大爆釣がスタート。
そろそろ始めるのでは?と、健太郎船長のブログをチェックしていた私は釣果を見るなりすぐに連絡を入れてみると決して大袈裟なことを言わない船長が「物凄い反応の濃さで今なら確実に釣れるよ~!」の一言。
寄りフグ2日目の20日(土)には帰港時間を待って桟橋に駆けつけると乗船していたお客さんは全員満面の笑顔。
それもそのはず、全員爆釣で早上がりではありませんか!
これはもうすぐに行くしかない!
大アユシーズン真っ只中でありましたが予定を急遽変更して22日(月)急行して来ました。
翌、21日も爆釣でこの知らせを聞いたフグファンで平日にも関わらず満員札止めでした。
黒川健太郎船長の操船で定員ギリギリの35人を乗せ大貫沖へ。
航程30分ほどでポイントへ到着し早速釣りを開始すると同時に船中あちこちでバタバタとアタリがあり私も出遅れることなく型を見ることが出来ました。
1流目で船中ほとんどの人が型を見れて船長もホッと一安心。
ただ、さらに凄かったのが2流目で反応が山のように出続けて20分ほど入れ掛かりが続きました。
同時に10人ほどがやり取りをしているシーンなんて東京湾フグでは考えられない光景です。
私も20分ほどで15尾をキープ。
3流し目では船長も『ほとんど見た事がないなぁ~』と言う1つのカットウ針に2尾のフグが掛かると言ったハプニングも。
これもフグの魚影がいかに濃いか?がわかる一幕でした。
その後も喰いは続き10時の時点で50尾を突破。
そして船は一時型狙いのポイントへ。
少しだけ移動しただけで型がハッキリ違うから面白いものです。
あとは休憩を挟んだり小型をリリースしながらのんびりと楽しみここでは30cm級の良型を上げた方もいて13時半頃から再び朝のポイントへ。
最後の入れ掛かりを楽しみ釣果十分で通常より少し早上がりとなりました。
私の釣果は74尾で船中次頭。
しかしながら自己記録の70尾を越え、入れ喰い時には写真撮影を追われながらもこれだけの数が出たので大満足でした。
今シーズンは完全復活を遂げそうな東京湾フグ釣りです。
私のタックル
竿・オリジナル東京湾フグ専用竿 1・85m
リール・アブガルシア アンバサダー 5600
道糸・ゴーセン メーターテクミーゼウス 1号
仕掛け
・(胴突き)
道糸・ゴーセン フロロファイタージュード 4号
ハリス・ゴーセン フロロファイタージュード 4号
ハリ・がまかつ 太地丸カイズ 13号 2本針
・(カットウ)
池田健吾オリジナル東京湾専用フグカットウ仕掛け
(オリジナル仕掛け参照)