6月1日。今年もいよいよアユ釣りが解禁しました。私の2012年シーズン開幕はさんざん迷った挙げ句に毎年釣果が安定している行き付けの箱根早川に決定し釣友2人と釣行しました。朝の内は肌寒く水温も低いことが予想されたので友の追いも本格的ではないだろうと判断しまずは箱根早川の伝統釣法であります早川バケ釣りを楽しむことに。行き付けの小磯釣具店に顔を出し店主である小磯道夫さんに今シーズンの挨拶をして長年川を見続けてきた店主の視点から当日の水色、天候に一番マッチしていると思われるオリジナルの早川バケをセレクトしてもらい3セット購入し風祭橋に向かいました。7時前に川に着くと例年をかなり上回る釣り人の数にビックリ。バケ釣りが初めての釣友に釣り方の説明をして仕掛けを流していると早くもアタリがあり今シーズン最初の12cm級がヒット。この1尾は『今シーズン1年間宜しくお願いします』の意味合いを込めて毎年リリースするのを恒例にしているので優しくリリース。再び仕掛けを流すとまたアタリがあり同型をキャッチ。曇り空が幸いしてかアタリも活発。型は10~13cm級が主体だが時折糸鳴りするような友釣り顔負けの良型もヒットしてきた。バケ釣り初体験の釣友には何と18cm級がヒットして迷わずオトリ用にキープ。朝の3時間で25尾とマズマズ。ちなみに比較的浅い流れの際でアタリが多かったです。
11時頃からは友釣りポイントである湯本に移動。電車組の釣友も合流して友釣りスタート。こちらは青ノロが目立つものの日が上がるにつれてあちこちで竿が曲がり出した。私も開始早々から入れ掛かりスタート。最初の1尾は10秒、次の2尾目も30秒以内でヒットし開始30分で7連チャンのハイペース。釣友も開始早々こそリズムに乗れませんでしたがエン堤下を静かに泳がせる釣法に切り替えてからは入れ掛かりスタート。もう一人の釣友は竿のアクシデントですぐに友釣りからバケ釣りに転向しそれでも15時までに12尾。途中激
しい雨が2度ほどあり休憩を挟みながら約4時間竿を出した結果、私が47尾で釣友が27尾(合計)でフィニッシュと大満足の釣果でした。型も最大19・5cmとこの時期としてはなかなか良くて8ヵ月ぶりのアユとの再会を楽しみました。
当日の釣り方としては上飛ばし気味に広範囲を静かに泳がせる釣法が良く、逆に流芯でじっくり構える釣り方は良くなかった。バケ釣りでは最も釣っていた方は270尾と大爆釣。友釣りでも30~40尾台と言う人も何人か見受けられました。今シーズンの箱根早川は魚影が濃く非常に楽しめそうです。また8日には琵琶湖産稚アユを湯本地区と小田原地区に各25000尾ずつ放流予定で今後ますます期待できるでしょう。
お問い合せは小磯釣具店(リンク参照)まで。