冬場の恒例となりましたライトキンメ釣行会。
今回も私が全幅の信頼を寄せている剣崎・成銀丸の山田正美船長にお願いして2月20日(水)に開催しました。
前日、三浦半島では珍しい雪が降り朝の横浜横須賀道路は路肩やのり面はうっすら雪化粧。
衣笠インター周辺に限っては結構積もっていました。
その天気も7時の出船までには回復し青空が広がり絶好の釣り日和となりましたが午前中は北東風が予報より強く10m位吹いて釣りずらい状況。
それより、先週から黒潮の分流が入り込んでいて潮が非常に速く、しかも10m以上下までもが見える程の澄んだ潮でキンメダイにはあいにくのコンディションになってしまいました。
まずは航程45分の沖の瀬周りからスタート。
船長は慎重に反応を見ながらポイントを定め水深380mで第1投目の合図。
着底と同時に30mほど海底から上げた仕掛けに早くもアタリがありました。
他のメンバーの竿にもアタリが出だして全員の竿にアタリが出た所で一斉巻き上げの合図。
この流しで今回初挑戦の上州屋新宿店のスタッフに小型ながらキンメダイがヒットし開始早々から幸先の良いスタート。
左ミヨシに入った前回はオデコでリベンジに賭ける方もキンメが2枚、同じく右ミヨシの方にもキンメが1枚。
ただ、私はと言うと外道のアコウメバルでキンメダイからあぶれてしまいました。
その次の流しは410mダチを狙い、アタリがあったのは1・5kg級メダイが2点掛け。
そして3流目で私にもキンメダイが2点掛けで上がりようやく一安心。
ただ、この頃から潮がさらに速くなってしまいました。
水深450mの場所を狙っても510m以上出てしまう状況。
そんな中でも反応があるので船長は繰り返しチャレンジしてくれましたが上手く仕掛けが入らず洲崎沖へポイント移動。
ここではスミヤキ、メダイがポツポツとアタるもののキンメダイがなかなか喰わずでしたが正午を過ぎた辺りで船中バタバタと良型のキンメが喰いました。
ただ、ここでも私はバラシだけでキープに至らず13時半の流しで竿納めとしました。
私の釣果はキンメダイ26~30cm2尾、メダイ1・5~2kg2尾、スミヤキ1尾、アコウメバル、ノドクロカサゴ多数でした。
船中釣果はキンメダイ1~3尾と数は少なかったものの今回は全員オデコ無しとマズマズの釣行会になりました。
キンメダイ釣りと言うと深海釣りで難しそうとのイメージが強く、敷居が高いと思われがちですがライトで狙うキンメ釣りは入門にはピッタリ。
タックルもアジビシ竿や12ポンドクラスの泳がせロッド、150号負荷のソリッドロッドに5号400m巻ける中型電動リールがあればOK。
いざとなればレンタルタックルもありますし、仕掛けも市販品(下田漁具・ライトキンメ仕掛 品番LK-100 同・近海中深場釣仕掛 品番KFS-201がオススメ!)がありますので誰でもチャレンジ
また来月以降も開催予定しておりますのでご興味のある方はメールにてお問い合わせをお待ちしております。
タックルデータ
竿 ミヤマエ・レッドドラゴン230MH
リール ミヤマエ・コマンド X-4
道糸 ゴーセン・メーターメーターテクミーSP 6号
下田漁具・深場用ヨリトリリング 7号
幹糸 下田漁具・金目一番 16号
ハリス 下田漁具・金目一番 10号
オモリ フジワラ・スカリー 300号
エサ・釣房商店・バリ喰いイカ 各色
自作色染めイカ
サバの切り身