近年人気急上昇中のライトキンメ釣り。
人気の秘密はその手軽さにある。
キンメ釣りと言うと高価でヘビーな深場専用タックルを揃えたり敷居の高いイメージが先行してしまうがライトキンメ釣りは通常イカやアジ、マダイ釣りなどに使う中型電動リールに150号負荷のイカ・アジビシ竿さえ持っていれば充分流用可能で誰でもカンタンに楽しむことが出来る。
馴染み深いがなかなか簡単には手に出来ないと思って諦めるのはチョット待った!近年三浦半島や相模湾では冬場になるとライトキンメ乗合船を出す船宿が増えてきた。
中でも真鶴・国敏丸さんは4年前からスタートさせ今シーズンは船べりに投入時非常に便利なマグネット板を取り付けるなど積極的に取り組んでいる。
キンメ釣りは船長の腕が重要とされるがキンメ船担当は相模湾のポイントを知り尽くした大ベテランの露木国敏船長なので心強い。
12月7日(水)今シーズン初釣行してきた。
平日にも関わらず8人を乗せて5時半出船。
朝のポイントは航程10分ほどの真鶴沖。
私が使う仕掛けはキンメダイ釣りにバツグンの実績を誇る爆釣オレンジパイプをハリチモトに被せたオリジナル15本針仕掛け。
オモリは200号。
仕掛けがオマツリしないように船長からの合図でミヨシ側から順番投入。
水深は浅めの260m。
魚探反応を見せてもらうと230m付近にキンメの反応がクッキリ。
期待して220m付近で止めて徐々に誘い下げていくとすぐにアタリが出た。
追い喰いを待って巻き上げに掛かると竿が根元から曲がった。
上がってきた仕掛けを手繰ると次々に咲く赤いキンメダイの花。
1投目からナント9点掛け。
幸先の良いスタート。
続く2投目でも8点掛け、3投目ではナント12点掛けとこの時点ですでにクーラー一杯の嬉しい悲鳴。
この日が初めての初心者も捌きやすい5本バリを使っていたが初のキンメ釣りで4点掛けに大興奮。
日が高くなった8時を過ぎた頃からサバがうるさくなってきた。
船宿用意のエサはサバの切り身だが私はサバ対策に毎回持参する色染めイカをこの日も用意。
色は海中で目立たないようにするため黒、青、緑など寒色系に染めたもの。
同船者がサバに苦戦し仕掛けがなかなか降りないと嘆く中でもスムーズにキンメのタナまで降りた。
降りるたびにポツポツとヒットし12時半の最後の流しでも5点掛けで終了。
結局キンメダイ22~30cm46枚・クロムツ34cm1尾・サバ多数と最高の釣果を得られた。
国敏丸では今シーズンはライトキンメ釣りに力を入れ翌5月頃まで狙う予定。
もしタックルが無くてもレンタルタックルが用意されているので心配無用だ。
問い合わせ・国敏丸TEL0465-68-2800問い合わせの際には「池田健吾のHPレポートを見た」と言ってください。
釣り方を親切に指導してくれます。