近年まれに見る好釣果で幕を開けた2011年の笛吹川。
前回の余韻に浸りながら5日(火)釣行した。
行き付けのフィッシングショップアメミヤで談話後オトリを購入しいざ出発。
まずは以前から気になっていた大野桑戸橋上流から川の様子を見ると前日の夕立の影響でササニゴリが入り川に入らないとハミアトが確認出来ない。
ここは次回のお楽しみに取っておいて解禁日に好釣果を出した万力大橋へ。
着替えを済ませ川へ降りて気が付いた。
「タモアミが無い!」先週使ったあと洗って干してベランダに出したまま忘れてきたのだ。
友釣りでタモアミが無ければ釣りにならないのは百も承知。
焦った挙句にこの日は仕事で来れなかった地元の釣友T氏に電話をすると快く「私ので良ければ使ってください」と言う。
しかも、川まで届けに来てくれた。
持つべきものは友だと改めて痛感しました(Tさん本当にありがとうございます)。
地元の釣友であるT氏は今年でまだアユ釣り2年目を迎えたばかり。
解禁日も一緒に釣ったがそのアユ釣りセンスは我が弟子をはるかに凌ぐ。
これで釣りが出来ると水を得た魚のような気分になった私はタモアミが届くまでの間にしておいたハミアト探しの結果、チャラ瀬とガンガン瀬尻に多くのハミアトを発見しこれらを効率良く攻められる上飛ばし釣法(詳しくは7月8日更新分ブログで紹介しますのでご覧ください)に徹する事にした。
AM10時と大幅に出遅れたが水温20・7℃の中スタート。
1尾目はスタート1分もしなしでヒット。
引き抜くと2段追い星クッキリの16cm級。
これをオトリに上流を向いて上らせると目印が激しく動いた途端に「ガツン!」また「ガツン!」。
その後連発。
始めの2時間で24尾のハイペース。
その後も順調に数を伸ばし30尾を上げて一旦昼飯休憩。
午後からは良型狙いで少し下流に下がって根津橋で再開。
ここは解禁日に22cmを上げたポイントで一昨日もT氏が夕方3時間で13尾上げてきたポイント。
午前中に上げて一番元気で良型の野アユをオトリに泳がせると「待ってました!」とばかりに飛びかかってきた。
この時期としては珍しく少し下らないと引き抜けない良型だ。
タモに収まったのは23cm。
解禁日にも22cmが出てド肝を抜いたが今シーズンは本当に型が良い。
ここでのんびり数を伸ばし東京中日スポーツ釣り欄情報締切の17時に51尾をカウントし終了。
この日は南風が強かったので操作性を重視してがまかつの今シーズンのニューショ-トロッド「伸徹Ⅱ71→81」を使ったがショートロッド特有の操作性と風が吹いてもオトリコントロールがしやすい穂先の張り(硬さ)を備え持っていて実に使いやすかった。
また、笛吹川のアユは県産人工(ダム湖産系と海産F1系)産の為ハリは解禁日に引き続き軸のしっかりした「要」を使用したが今回もケラレが少なく笛吹川には実にマッチしたハリの印象が高い。
このハリは8・5号までラインナップされているので秋には尺の期待される笛吹川には持って来いのハリだ。
皆さんもぜひ1度使ってみてください。
今シーズンの笛吹川は解禁以来近年で一番良い状態をキープしております。
見通しとしては川全体でたくさんのハミアトが見られることから広範囲にアユが散らばっているようでどのポイントに入っても拾い釣りで釣り歩けば釣果は期待できそう。
また、先日24日には72kg(約6260尾)の稚アユの追加放流もされ期待はさらに高まる。
2011年の笛吹川は昨年の分まで一気に挽回出来るそんなシーズンなりそうだ。
オトリ・入漁証はフィッシングショップアメミヤTEL055-262-4750(リンク参照)池田健吾の爆釣天国ブログではシーズン中は毎日アユ情報を更新しております。
今シーズンも昨年に続き皆さんとメールにてアユ釣り情報交換をしていきます。
お気軽にメール下さい。