急な冷え込みが原因で外気温と水温に著しい差が出来る事によって起こるターンオーバーによる喰い渋りも徐々に解消気配と聞き1月21日(火)東京中日スポーツ連載『池田健吾の爆釣天国』の取材で山中湖・湖明荘のドーム船ワカサギ釣りに釣行。
この日は朝の冷え込みが緩み出船時間の7時の気温は前日朝に比べ8℃も高いマイナス1℃でした。
湖明荘オーナーの高村さんに最近の状況を伺うと、先週の冷え込みがたたり湖最奥の平野ワンドが結氷し、その上に前々日降った雪が乗ったため静かで薄暗いワカサギにとっては最適な環境が出来上がってしまったため群れが氷下に集結してしまったのと抱卵が始まった魚もいて喰いが長続きしないと言う。
ただ、ワカサギの型は平均10cm級と非常に良く抱卵しているため食べても最高に美味いそうで喰いが悪い魚をいかに誘って釣るかで釣果に差が出るのでかえってそれが面白いと通ってくる人も多いと言う。
厳寒期に暖かなドーム船中でのんびり釣りが出来るのは幸せこの上ないので快適な釣りが楽しめるだけでも良いと思わないと。
予約者に遅刻した方がいたため定刻より20分ほど遅れて出船。
約10分でポイントに到着し釣りスタートとなった。
水深は12・8m。
まだ日が高くない朝の内は魚探反応も濃く開始早々からアタリがあり上がってきたのは10cm級のダブル。
約10分アタリが続き19尾を釣ったところで魚探から反応が消えて朝の第1次ゴールデンタイム終了。
天気は快晴で日が高くなってしまうとさらに厳しい釣りが予想されたため群れの通過時に手返しよく数を稼いでその後もアタリが少ない時間にいかにしてポツポツでも釣果を稼げるかで最終的な数が決まりそうな状況になりました。
魚探反応を見ていると時折小さな群れが通りハリ掛かりするものの足が速く1尾掛けて取り込んでいる間に群れが抜けてしまうの繰り返し。
そんな時は5分に1回ペースでエサの交換を行い時折回ってくる群れから確実にハリ掛かりさせて数を稼ぎました。
昼頃になり雲が出てきて時折日を隠してくれたのが幸いしてか小さな群れながらも回遊間隔が短くなりエサ交換とソフトな誘いに加えベタ底のタルマセ釣りが項を沿うし終日ポツリポツリと数を伸ばし15時終了。
私の釣果は203尾で目標としていた100尾を楽々クリア出来、型も非常によかったため重量感タップリで十分楽しめました。
反応を見ていても魚影は相当濃く、天候次第ではさらに数釣りも楽しめそうで高村オーナーも雨、雪のような天気の日なら1日中喰いが続くのでトップ300~400尾台も期待できるだろうと話していました。
平野ワンドの氷が溶ければワカサギの群れも湖全体に回遊するようになるためさらに数釣りも期待できそうです。
お問い合わせは湖明荘高村オーナー携帯
TEL090-3243-2313。
完全予約制ですが現在のところ週末を中心に予約がだいぶ埋まってきており土日に関しては2週先まで一杯だそうです。
予約の際は必ず『池田健吾のブログを見ました』と言ってくださいとの事です。
・オススメワカサギレシピ・
釣れたワカサギは定番のフライ、空揚げだけでは飽きてしまいます。そこで池田健吾オススメ、「ピチット脱水シート」を使ったワカサギの一夜干しをご紹介します。
まず、ワカサギに粗塩を塗して揉み洗いしてウロコ、汚れを取ります。
次に、水400ccと日本酒50ccの中に100ccの塩を溶かして濃い目の塩水を作りその中にワカサギを丸ごと入れて30分ほど漬ける。
クッキングシートなどで余分な水分を取り除き「ピチット」の上にワカサギを並べてシートを被せ冷蔵庫で1晩寝かせれば完成です。
グリルやオーブンレンジで弱火で2~3分炙ってレモンなどを絞って食べれば絶品です。
タックルデータ
竿・桐生技研 ヤジリ25cm
リール・桐生技研 ワカサギ電動 TN-M-01型
道糸・ゴーセン わかさぎ倶楽部 0・3号
仕掛け・がまかつ ワカサギ連鎖 狐型2・5号 7本バリ
オモリ・フジワラ スカリーミニ 1・5号
エサ マルニチ・紅ラビット ラビット