適度な出水を繰り返してアカ付きも良く、今が解禁以来一番のコンディションと思われる酒匂川で先週の6日(金)好釣果を出した事に気を良くして再び11日(水)釣行した。前回は強風さえさえなければ50尾は確実と思われただけに台風接近中の今回も風との戦いを覚悟していた。しかし、今回は風に加えてこれほどまでの人出(混雑)との戦いになるとは・・・。AM5時半、行きつけの足柄大橋上の武井オトリ店に着くが店主寝坊?でしばらく待っても店が開かず諦めて岡田オトリへ。その後富士見大橋下に到着するとすでに入川している人がいるではないか。さらに土手には車が数台。この場を諦めさらに下流の赤橋まで下りてみる。するとここもすでに2人入川していたがポイントがいくつもあるので急いで着替えをすませ入川。水温は22℃、前々日の増水でヘチの古アカが流され絶好の状態。まずは元気なオトリを確保するためヘチ際のチャラ瀬を泳がせるが程なくして5、6人のグループがなんと下流から川岸をバシャバシャと歩いてくるではないか。ご存知の方も多いだろうが酒匂川は他の河川では見向きもされないような浅場や分流のチャラ瀬が宝の山だったりする。それを知らずか平気で立ち込んでしまったり歩いてしまう人が多い。このポイントは潰れてしまい移動すると気付けば対岸、上下には12、3人が並んでいる。すでに空いているのがガンガン瀬尻と砂止め下の深場のみ。朝イチに養殖オトリで1尾目を捕るには不向きなポイントだ。これでリズムが狂った。1時間狙いゼロ。ここで掛からなかったのか瀬肩の一部が空いたのでしばらく様子を見て釣り人が立っていたヘチ際から静かに攻めた。すると、「ガツン」と目印が飛んだ。引き抜いたのは21cm級。早速これをオトリに換え流芯に入れるとすぐにヒット。今度は20cm級。川の中が落ち着いたのかコンスタントに掛かり出し2時間で18尾。しかも先週に比べ魚が変わったようで20cm級揃いで言うことなし!仲間も呼び寄せ対岸から攻める。10時頃になり風が強くなりだしバラシが多くなったので昼休憩。再開後も相変わらず南風が強いので上流を向き下流側を背にしての完全上飛ばし釣りに。日中にも関わらずチャラ瀬を狙ったがアカ付き絶好のコンディションがものを言ってかこれが面白いように掛かり途中12連チャン含め20尾追加し14時に終了。
釣果は17~22cm38尾と正味5時間の釣りとしては大満足。その後は同行者に上飛ばし釣りをレクチャー。コーチ役に回り見事午前中の不調を挽回する5尾ゲット。同じく上飛ばしで狙っていた人は15時半で40尾を釣っていた。夕方はさらに追いが良くなり終日ン狙えば5、60尾も可能な釣れっぷりだった。この時期は水温も高いので1日のうちでアユの居場所が大きく異なる。入れ掛かりになってもそれが止まったら一早く見極めることが釣果を伸ばすカギです。上州屋環八世田谷店HPでも池田健吾のアユ釣り情報を更新中。メール会員登録すると携帯メールに配信される私のアユ情報もありますのでこちらもぜひご覧下さい。アユ釣りは情報が命!今シーズンも昨年に続き皆さんとメールにてアユ釣り情報交換をしていきます。お気軽にメール下さい。