渓流釣りには細い沢のような場所の釣りから大河川の豪快な本流釣りまで様々ある。
それぞれ違う感覚の醍醐味があって楽しいが、解禁以来イワナ・アマゴ狙いで上流部の沢に入ることが多かった今シーズンもここに来て春本番の暖かさになり本流のヤマメ達も動き始めた頃だと思い4月2日(土)本流釣りのメッカ、栃木・鬼怒川へ釣行した。
鬼怒川本流はヤマメの放流を行なっておらず全て天然物。
俗に言う「銀毛ヤマメ」は本流育ちのため体高があるのが特徴で一般渓流のヤマメとはパワーが比較にならない。
掛かれば良型がほとんどで40~45cm級も姿を見せるが日に数回しかないアタリをモノに出来るかに掛かってくる。
この日もうひとつの目的がいよいよ2ヵ月後に迫ったアユ解禁に向けての今シーズン第1回目の川見。
向かったのは上平橋上流。
今シーズンは雨が少なく水量は極端に減っており大河・鬼怒川が簡単に渡れてしまうほど。
水温は11・5℃。
エサのクロカワ虫を採取して瀬尻のポイントを探して流すがアタリがない。
歩き回って4ヶ所試した2時間後に最初のアタリが来たがハリ掛かりした途端、痛恨のバラシ。
「居る!」と確信し少し下った瀬の落ち込みで粘ること20分、再び来た「ツン!」に体が見事反応してヒット。
一気に走り出すヤマメを追っ掛けタモに納めたのは銀毛した32cmの本流ヤマメ。
ホッと一安心して休憩後支流の流れ込みを流すとアタリが。
これは鬼怒川にしてはやや小型の22cm。
同じポイントで同型を1尾追加したが午後からは風が強まり終了。
結局、32cm・22cm2尾の計3尾だったが今シーズン初本流釣行で尺オーバーをゲット出来たことで大満足。
午後からはアユポイントの川見を開始。
放流は4月1日からスタート(上流部は翌週から)しており今シーズンも昨シーズンとほぼ同量の200万尾以上が放流される予定。
ヤマメ釣りも同様に今後、まとまった雨が降ることを祈りたい。
さらに詳しい情報はHP「池田健吾の爆釣天国」・「池田健吾の爆釣天国ブログ」をご覧下さい。