渓流釣り・ワカサギ釣り情報 - mountainstream -

今シーズン初!尺オーバーイワナゲット!   2013.04.01

現場写真 惚れ惚れする魚体の天然アマゴ
現場写真 馴染みは薄いが非常に美味なヤブカンゾウもたくさん採れます

4月の声を聞き暖かさも一層増して本格的渓流シーズンに突入しました。
ただ、私のホームグラウンドであります笛吹川流域は今シーズンは雨が少なく川は水量が少なくコンディション的にはイマイチ。
特に日川源流部や笛吹川右岸側の支流源流部の沢は水量が極めて乏しく釣りにならない沢がほとんど。
そこで上流部にダムがあったり水量の安定している川を中心に釣り歩きがてら春の渓流釣りのもう一つの楽しみである山菜採りを楽しもうと4月1日(火)釣行して来ました。
まずは先週アマゴが活発に喰った金川、日川と探索。
金川沿いでタラノメ採りをしがてら久保橋上流で竿を出すと開始早々から浅い瀬で真っ白な中に朱色の綺麗な21cmの天然アマゴが飛び出しました。
その後もアタリは続き1時間半ほどで5尾をゲット。
続いて日川沿いの山菜を見に行ってみるとこちらは標高が若干低いこともありタラノメは開き気味ですでに採られてしまった樹もありました。
それでも多少のタラノメとヤブカンゾウ、ツクシ、ワラビをゲットし近くの初鹿野エン堤下で竿を出してみるとここでもアマゴのアタリは活発で2時間ほどで17~20cm級を6尾追加。

現場写真 笛吹川一の橋付近
現場写真 厳つい顔した天然イワナ
現場写真 今シーズンのがまかつのニューロッド幻我で楽々ゲット!
現場写真 今シーズン1尾目の尺オーバーは35cmでした。

そしていつもイワナを狙う笹子沢合流点でも竿を出すとここも期待通りにイワナがヒット。
20cm級混じりで3尾上げた所で午後からはヤブカンゾウがたくさん採れる笛吹川流域を探索しながら今シーズン初めて本流で竿を出してみることにしました。
ヤブカンゾウは土手でたくさん採取して上流へ移動し一ノ橋付近の深い淵で開始。
一発大物も期待出来る大場所で2Bのガン玉を使って一気に沈めるとすぐに『ズンッ!』と大物らしいアタリが来ました。
アワセを入れると普段の手応えとは全く違う大物の感触が。
まずは魚に主導権を握られないように竿を立てて慎重なやり取りが出来るポジションを見つけようとしましたが足場が悪くしかもかなりの深み。
そのままでは伸されてハリス切れに繋がりかねないと思い仕方なく水に入ってやり取りを開始すると流芯に向かって上り始めました。
竿を寝かせて抵抗しながらあと一歩前へ出ようとした瞬間、『ドボン!』と腰まで水に浸かってしまいました。
記念すべき今シーズン初泳ぎ(笑)。
それでも竿は放さないでそのままやり取りを続けゆっくり寄せて無事タモに収まったのは尺をはるかに越える35cmの良型イワナでした。
ただ、4月と言えども水温は8℃しかなく濡れた服からはジンジンと寒さが伝わり居ても立ってもいられなくなりそこまでで釣りは中止。
着替えの持ち合わせがあるはずも無くていつもお世話になっているフィッシングショップアメミヤさんに事情を話しコインランドリーを教えてもらい急いで車に戻って山梨市市街地まで走りコインランドリーへ駆け込み乾かして一件落着。
とんだハプニングとなりましたが今シーズン1尾目の尺イワナをゲット出来ました。
まだ先に攻めたいポイントがあったのですが次回の楽しみに取っておくと共に今度からは着替えを持参することにします(笑)。


タックルデータ

竿 がまかつ 幻我 源流 45
道糸 山豊テグス キワメ 0・6号
目印 がまかつ ワンタッチみえみえダブルミックス 
ガン玉 フジワラ カモフラージュグリーン 2B
ハリス 山豊テグス キワメ 0・3号
ハリ がまかつ ナノヤマメ 5号 6号  同 ゼロヤマメ 7号