当HP内でも募集している「プライベートレッスン」が先日、ユーキャンのウェブサイト「パパナビ」でも紹介されました。以来おかげさまでお問い合わせが多くなっておりますが中でも一番多いのがアユの友釣り。アユの友釣りを始めるにあたっては他の釣りには無い用具を使ったり独自の作業が多いため本を見たり人のを見て覚える独学ではまず出来ず、慣れている方に教えてもらわない始められない釣りだ。ただ、知人にアユ釣りをしている人がいないとそれも無理で始めることすら出来ないのだ。今回はご友人に教えていただく予定でタックルを揃えいざと言うときにそのご友人が体調を崩され路頭に迷っている時に私の「プライベートレッスン」を知りご連絡を頂いた方のレクチャーを15日(水)好調の続く笛吹川でおこってきました。前日までは「この残暑はいつまで続くの~」などと言っていましたがこの日は朝から様子が違う。低い雲が立ち込めていましたがそれ以上に吹く風が冷たい。それもそのはず、最高気温の予想が前日より10℃も低い22℃と一気に秋が来てしまったような感じ。レッスンに先立って、川の様子を見るためAM6時に現地着。水位は前回より渇水が進行し平水マイナス8cm。ただ、水温を計ると19・8℃しかない。これは前日に比べても4℃以上低く変温動物のアユは1℃下がっただけでも影響が出るのに4℃も下がっては出鼻をくじかれた感じで苦戦が予想された。今回の生徒さんとは8時に合流しまずは入漁証を購入しにフィッシングショップアメミヤへ。店長に前日までの様子を聞くと全体的に良型がポツポツ出ているが本日上流部はサクリ、コロガシ釣りの解禁日のため水深のある場所には早朝から人が入っているのではと話す。実際に神徳橋下流を見た際に前回友釣りで良かった場所には4人のコロガシ師が入り友釣りは出来ない状態。そこでさらに上流を目指した。ここでまずはアユ釣りに一番大事な川見をレクチャー。続いてハミアトの付き方から見て取れるアユの付き場を分析してその日狙う場所の組み立て方をレクチャーした。そしていよいよオトリにハナカンを通し、サカサ針を打ち泳がせた。水温は20・1℃と全く上がらない。始めは自分の思った場所までオトリを操作出来ずに苦労している様子。ここで狙ったポイントまでスムーズにオトリが泳ぐ方法をレクチャー。すると、いともかんたんにオトリが狙ったポイントへ。その次は大事な竿先のテンションの掛け方をレクチャー。実はこれが友釣りの一番のキモでもあり釣果を左右する。
掛け過ぎるとオトリが反抗的になり弱るのが早く、逆に緩めすぎると掛けバリがオトリの体に巻きつく通称「エビ」になったり根掛りが多発する。ただ、狙うポイントによって竿の角度を換えるためある程度は場数を踏んでの慣れも必要だがまずは一番やさしい瀬尻のトロ瀬でレクチャーした。すると、思った場所にオトリが入り、テンションも最高水準を保ったなぁと思っていたら案の定「ガツン」と来た。最初の1尾になるので慎重に竿を立てゆっくり寄せてきて吊るし上げを行うと23cmの良型アユ。これをオトリに再度泳がせると続いては22cm。そして、瀬の中の釣り方もレクチャーしていると24cm級の追い気タップリ真黄色アユがヒット。コンディションの割にはポツポツ追いが見られ開始2時間半で4尾釣り上げて昼食休憩。午後からは本格的な雨降りになってしまったがレクチャーの成果を生かして一人で釣ってもらおうと私はそばでサポート。オトリの操作法や引抜などは手元を見てもらおうと15時からは私も竿を出した。水温が低いせいか追いこみ不足でハリ掛かりしない状態が多発したがそこは早掛けタイプのがまかつ・即を使うことによりカバー。17時頃にはプチ入れ掛かりも見られ約2時間半で8尾を上げ面目躍如。型は24・5cmを筆頭に22、3cm級が主体で寒さもブッ飛んだ。ここに来てアカが腐り気味なのに加えて渇水でアユがトロ瀬など深場に入りつつある。ただ、上流域はコロガシ釣りが解禁されたことによりコロガシ師とのポイントのバッティングが心配。今後はアユも一雨毎に下り始めると思われ桑戸橋下流が今月一杯まで友釣専用区なのでそちらが中心になるだろう。池田健吾の爆釣天国ブログを開設しました。昨日も釣り場から更新すると早速あちこちから連絡が入った。また上州屋環八世田谷店HPでも池田健吾のアユ釣り情報を更新中。メール会員登録すると携帯メールに配信される私のアユ情報もありますのでこちらもぜひご覧下さい。アユ釣りは情報が命!今シーズンも昨年に続き皆さんとメールにてアユ釣り情報交換をしていきます。お気軽にメール下さい。