今年の友釣りの流行と言えばズバリ「ショートロッド」。
器用に立ち回れるので機動力を生かした動の釣りで人気に拍車が掛かっている。
鬼怒川や千曲川など大河の豪快な釣りも楽しいがたまには混雑無縁の小河川で片手でラクラクのショートロッドを操るのも面白い。
6月19日(日)に解禁を迎えた山梨・秋山川はそんなショートロッド向けの代表的な河川で都心から1時間足らずの距離にありながら大自然あふれる山間を流れる綺麗な清流の小河川。
漁協の管理も行き届いていて魚影もバツグンに濃い。
そこで解禁5日目になる23日(木)私自身、2年ぶりとなる秋山川釣行を決めた。
朝8時にオトリ取扱で組合員の小俣さんを尋ねると前日午後から釣ったという30尾以上のアユを見せてくれた。
すぐに釣りを開始したかったが久々に訪れた川なので今シーズン先の事も見据えまずは川見とハミアトを見つけに回った。
水位は平水より10cmほど高いがニゴリは無く上流部にあるマス釣り場下流から富岡大橋まで見て回ったがどこもハミアトはビッシリで相当な魚影の濃さがうかがえる。
AM9時、水温16・2℃の中、役場下から開始。
ショートロッドの釣りはオトリを広範囲泳がせるのではなくアユの居そうな場所のみをピンポイントで攻めていく渓流釣りのような感覚。
当然、川も狭いので1ヶ所で釣れ続くことは無く釣り歩いた分だけ釣果に比例する。
開始早々に目印がブッ飛ぶド派手なアタリが来た。
引き抜いたのは15cmと小型だがヒレ先が真ッ黄色で2段追い星の鮮やかなアユだ。
これを皮切りに時折ザァ~とスコールの様な雨が降る中、16℃の低水温とは思えない活発な追いで探るポイントどこでもすぐに野アユが飛び掛ってくる。
途中で電話が引っ切り無しに入りその都度竿を置き休みながら約500mを釣り歩き13時までに31尾。
午後からは小俣さんと合流しさらに下流を釣り歩いた。
すると、さらに追いは活発化。
ついには17時前に先日鬼怒川でマークした今シーズンの最高記録67尾を更新し記録を伸ばして30分延長。
結局17時半に73尾目を釣り上げたところで終了。
サイズは解禁直後に良型がだいぶ抜かれた後だったこともあり14~16cm主体で最大19・5cmと若干小型だったが引きの大変強いアユだった。
今回、がまかつのニューロッド伸徹Ⅱ71→81を使ったが片手でラクラク操作可能。
73尾引き抜いたにもかかわらず疲労感がゼロだった。
また、小河川など浅いフィールドで威力を発揮するのが比重の軽い複合メタルライン。
今回も使用したがまかつ・メタブリッドは比重1・8とフロロとほぼ同じでいながら水切れ、強度はメタルラインと変わらず強く0・04号で挑んだ今回1本の仕掛けで73尾上げたにも関わらずビクッともしなかったのには正直驚いた。
問い合わせ・オトリは小俣さんTEL0554-56-2054まで。
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