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ライトキンメダイ釣行会   2012.03.29

現場写真 良型オキメバルも色染めイカにヒット
現場写真 中型キンメの2点掛け

近年の人気急上昇に伴い今シーズンも大盛況だったライトキンメ釣行会。
最近になって春の潮が入り出して先週がライトで出来るギリギリの潮流だったため今シーズンラストの釣行会を急遽企画し3月29日(木)剣崎・成銀丸から開催、釣行しました。
前日、同じ剣崎港のヤリイカ船がなんとイカヅノにキンメダイが掛かってきたと言う情報を入手。
潮もニゴリ気味でキンメダイも浅場に上がってきていて水深150m位でヒットしたと聞きかなり期待した今回の参加者6人を乗せた第5成銀丸は定刻AM7時に出船。
前日のシケのウネリが残る中、船はゆっくりと前日キンメの反応が見られたと言う寮船からの情報を頼りに150mラインを探索しましたがなかなか反応が見られずとりあえずヤマで流してみることに。
水中には海草やプランクトンの死骸からなる『潮ッカス』と呼ばれる春潮特有の浮遊物が漂いかなりニゴリ気味。
そのため水深は170mとかなり浅目からのスタート。
すると、1投目から前回に続いて2回目の参加となった方に30cm級キンメ、1キロ級メダイがヒット。
他の参加者にもメダイ、シロムツが掛かり私の仕掛けにも小型キンメ、1キロ級メダイがヒット。
幸先の良いスタートにご満悦だったが2、3投目は船中空振り。
下げ潮に入りこの頃から潮ニゴリがさらにキツくなり何だかイヤぁ~な予感。
そして、予感は的中しキンメダイが釣れない時に決まって顔を出すカラスザメやミズフグがヒットしてしまいました。
底潮も相当暗いのだろう。
少しポイントを替えて投じた最初の流しでは良型のオキメバルがあちこちでヒットし私には35cm級の良型オキメバルの3点掛けがありましたがその後からは再びメダイの嵐。
1キロ級の小型中心ですがまさにメダイの爆釣天国。
各自メダイでクーラー一杯になってしまいどのポイントへ移動してもメダイの喰いはとどまることを知りません。

現場写真 今回も喰いが良かった釣房商店の色染めイカ(写真は赤タイプと紫タイプ)

途中アタリがあるもののキンメダイではなくスミヤキ、シロムツ、サバなど外道ばかり。
結局キンメダイのヤマ場が訪れることなく迎えた14時前にこれで最後の流しにしますとのアナウンスで諦め掛けた時、海底から15m付近を探っていた私の竿にようやくキンメダイらしきアタリが。
しばらく待ってからタックルを仕舞うべく最後の巻き上げを開始すると上がって来たのは33・36cmのキンメダイの2点掛け。
終わり善ければ全て良し!結局私の釣果はキンメダイは3枚の貧果に終わってしまいましたが良型オキメバル、メダイ、サバ、スミヤキなどでクーラーは満タン。
参加した皆さんも大アジ、シロムツ、メダイ、オキメバル、スミヤキ、サバも交えた五目釣りになりキンメダイは少なかったものの満足してくださいました。
なお今回エサには釣房商店から新発売となった色染めイカとサバの切り身を使用しましたがキンメダイ3枚のうち2枚は色染めイカの赤タイプ、1枚は紫タイプにヒット。
前回に続き好釣果の影には色染めイカがありましたので皆さんもぜひ1度お試しください。
今シーズンもたくさんの方からお問い合わせをいただきまたご参加くださいましたライトキンメ釣行会ですがこれにて一先ず終了です。
来シーズンも11月頃から予定しておりますので今シーズン予定が合わないで参加できなかった方もぜひまたお問い合わせ宜しくお願い致します。


今回使用した私のタックル

竿 ミヤマエ・パワーファイター レッドドラゴン 230LM

リール ミヤマエ・コマンドX-4

道糸 ゴーセン・メーターテクミースペシャル 8号800m巻き

仕掛け 池田健吾オリジナルライトキンメ仕掛け(プロトタイプ・来期発売予定)
モトス 16号
ハリス 8号- 60cm
ハリ 下田漁具 ムツ針下田型 17号

フジワラ 深場用リング Sサイズ

オモリ フジワラ ・スカリー 250~300号

エサ 釣房商店・色染めイカ 各色