アユ釣り情報 - ayu -

大アユ乱舞!鬼怒川の大アユ釣り   2013.08.27

現場写真 新幹線橋下流
現場写真 これがこの時期の鬼怒川のレギュラーサイズ

昨日はお伝えしました通り、大アユを狙って鬼怒川へ釣行してきました。
いつも大変お世話になっている鬼怒川漁協さんからお盆頃から27~28cmクラスが顔を見せるようになったのでぜひ来てくださいとお招きを受けておりましてようやく釣行出来ました。
話しによるとお盆休み頃から好調の続く中流~下流は安定した釣果から混雑も激しく好ポイントなどは身動きが取れなくなることもあるとか。
そこで混雑が予想されるエリアをあえて外してやや上流の氏家大橋付近で漁協理事さん達と待ち合わせをして合流。
早速橋上流から川見をしました。
平水より20cm近く落としていてアカも腐り気味。
ハミアトは見えず決してコンディションは良くありませんでしたが毎年実績があるポイントと言うこともあり川相を頼りにとりあえず竿を出してみることにしました。
周りを見回しても釣り人はと言うと私達9人のみ。
まずは水温を測ると19℃と少しひんやりしました。
それもそのはず、最低気温も19℃まで下がり早朝は肌寒さを感じたくらい。
大アユ狙いはまず適当なサイズのオトリになる元気な野アユを釣るところから始まります。
大アユが潜んでいそうなガンガンへいきなり養殖のオトリを入れてはすぐに浮いてしまうので23~24cmの手頃なサイズが数尾欲しいところでまずは分流のザラ瀬でオトリを泳がせてみるが30分経っても反応なし。
私の他8人は各自思い思いのポイントへ散ったため見える範囲にいる3人の様子しかわかりませんがその間に掛けたのは1人が1尾だけ。
しかし、ポイントを瀬肩に移動して泳がせてみるといきなり『ガツン!』
少し下ったものの大河鬼怒川の押しは分流と言えども侮れません。瀬尻で一気に引き抜いたのは26cmの丸々太った鬼怒川らしい体高のあるアユでいきなり今シーズン自己新記録。これをオトリに替えて泳がせると10分ほどで再び『ガツン!』
これは24cmと手頃なオトリサイズ。
これを持って分流の中でも絞り込んでいて流れの強い場所に沈めるとオトリが激しく動き出す前アタリのあと『ズドン!』
一気にブチ抜いたのは27cm。
その後も連発し2時間半で6尾と上々の立ち上がりを見せたところでみんなで楽しい昼飯休憩。
地元の釣友がそうめんをたくさん湯がいて冷たく冷やして持ってきてくれたものをみんなでいただきました。
河原で、しかもみんなで食べる昼飯の美味さと言ったら格別。
情報交換をし合うと各自2~5尾ずつ上げて空いているポイントにしては上出来。

現場写真 大型揃いでアユダモの中でバシャバシャ撮影はは危険過ぎます
現場写真 今シーズン自己最大の28・6cm
現場写真 ハリは丈夫な無双がオススメです

1時間ほど休憩を挟みいよいよ午後からは本流へ。
腰まで立ち込んでガンガン瀬尻を泳がそうとするが私は183cmありながら56kgと細身のため足元の踏ん張りが利かずヘソ以上は立ち込めない。
それでも何とか25cmを1尾仕留めた。
対岸では一緒に竿出ししていた漁協の理事さんが大アユとのバトルを開始。
『何がなんでも掛けたら獲る!』 が地元の釣り人の凄いところ。時には竿を持ちながら胸まで浸かって泳ぎながらでも獲ります。
上がったのは相当大きそう。
私は1段下の瀬を入り再開するとこれが大アタリ。
開始早々目印がブッ飛び少し下って強引に引き抜いたのは27cm。
そしてこれをオトリにして泳がせるといきなり『ズドン!』と重くのし掛かるアタリがあり一気に下流へ。
これはデカイとふんで慎重なやり取りをしながら竿を片手に下流へ突っ走りました。
流れのヨレに入れてタイミングを見て引き抜いたのは28・6cmの鬼怒川らしい幅広アユでした。
これはオトリに使わないで分流で獲っておいた野アユをオトリにすると連発。
これも26cm。
ここから怒濤の大アユ5連発!
掛けては一気に下流へ下るため5尾で足腰がヘトヘト。
ゴーセンの来シーズンカタログ用の写真撮影と休憩を挟み再開してからも活発に掛かり結局、17時半までに14尾を上げて午前中と合計20尾をカウントしたところで大満足の納竿としました。
この時期の大アユが20尾出るとはいつもながら鬼怒川の偉大さ、魚影の濃さには驚かされます。
大河・鬼怒川は川がメチャクチャ広いため最初に入った場所がたまたま良いポイントに当たらないと1ヶ所で数が釣れる事はまずありません。
昨日も上流は新幹線橋脚下までとにかくいつも以上に歩きました。川相が非常に良く見えても全く反応が無い場所も多々ありいつもながらアユ釣りの難しさには痛快させられます。
鬼怒川では先週尺アユも上がった石井地区の新鬼怒橋から下流は9月1日から投網・コロガシ釣りが解禁となり実質友釣りは終了となりますが今回入ったポイントや岡本・柳田地区を含め東北道橋から石井新鬼怒橋までは9月24日まで友釣り専用区となっておりますのであと約1ヵ月大アユとのバトルが楽しめます。
現時点で私が把握している東日本のアユ河川では今シーズン最大が出ているのがこの鬼怒川です。
27~28cmはあちこちで出ている状況からもこのまま出水がなければ来月には尺アユ続出も予想されます


タックルデータ

竿・がまかつ パワースペシャルⅢ 引抜急瀬 90
水中糸・ゴーセン アユ感激プロ ヴィンテージ 0・15号
天井糸・がまかつ 天井糸フロロ  1号
付け糸・ゴーセン フロロファイタージュード 1号
ハナカン・がまかつ 頂上ハナカン 7・5号  
サカサバリ・がまかつ 大鮎サカサ 
ハリ・がまかつ 無双  8・5号 9号 3本イカリ チラシ併用